ABARTH595を4年間所有してみて。イタ車はやっぱり壊れる?維持費は?

      2021/11/03

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筆者のAbarth595

筆者が所有していたのは2017年のマイナーチェンジ直後に購入したSiries4と呼ばれるモデル。

このSiries4の特徴としては、フロントバンパーやテールランプなどが刷新された点でしょうか。

グレードはCompetizione、ボディカラーはGrigio Record、ミッションは5MTで新車購入しました。

MT車の輸入車に乗りたくて検討した結果、595に辿り着きました。

実際の購入金額

595Competizioneの車両本体価格は365万円で、諸費用諸々含めた最終金額は415万円でした。

付属品・特別仕様の項目はメタリックペイントのオプション費用やETCのセットアップなど、付帯サービス商品の項目はEASY CAREという3年間のメンテナンスサービスになります。

特にその他オプションやコーティングはオーダーしていないので、必要最低限での購入金額になります。

また、値引きは1万未満の端数のみ引いてもらえました。

595の良い点

とにかく楽しい!踏み切れる楽しさ!!

言うまでもないですが、やはりこれが一番です。

何にも変えがたい楽しさがこの車の最大の魅力でしょう。

グレードによって異なりますが、Competizioneは1120kgのボディに、最高出力180ps、最大トルク250Nmのエンジンを積んでおり、これが個人的には丁度良いパワー感。

ワインディングや高速道路の加速で踏み切れるので、持て余すことなく楽しめます。

3000回転くらいからぐわーっと伸びていく感覚がたまりません!

ブレンボめっちゃ効く!

ブレンボ製ブレーキキャリパー。納車時のタイヤはピレリP ZERO。

Competizioneにはブレンボ製4ポッドフロントブレーキキャリパーが装備されていますが、これが凄く効きます。

他の車に乗るとブレーキが弱くてびっくりするくらいです。

意外と燃費が良い

こういう類の車は燃費悪そうなイメージかもしれませんが、意外と悪くなく、街乗りで10〜11km/l、高速道路を使わない長距離移動であれば15〜17km/lの燃費は出ます。

ただ注意点として、燃料タンクが35Lと小さいので航続距離は短めです。

まぁ、そもそも燃費を気にするような車では無いと思いますが笑

ボディサイズの割にリアシート&トランクが広い

意外ときちんと座れるリアシート。短時間なら乗れる。

595は全長3660mmしかありませんが、その数値から想像するよりはリアのスペースがあります。

リアシートは無論快適な広さは無いですが、大人でも1時間以内の移動程度なら耐えられるかと思います。

またトランクも、小さいスーツケースであればリアシートを倒さずそのまま詰めますし、リアシートを倒せば冬タイヤ4本を積むことも出来るくらいです。

595の悪い点

ドライビングポジションが悪い

これは多くの595オーナーが口を揃えて言うことですが、シートがやたら高くセットされています。

それに加えて、ステアリングのテレスコピック機構が無い(チルト機構は有り)為、適切なドライビングポジションが取れません。

社外パーツでローシートレールが販売されているので、交換すれば幾らかマシになるかもしれません。

ペダル配置が悪い

運転席周り。シートに対して明らかにペダルが左に寄っているのが分かる。

輸入車でよくある右ハンドル車のペダル配置の問題は、アバルトも例外ではありません。

特にMT車を検討してる方は、ハンドル左右どちらを選ぶかよく検討した方がいいでしょう。

右ハンドルではペダルが左にオフセットしており、シートに座って真っ直ぐ右足を伸ばすとアクセルペダルといった具合です。

ブレーキペダルが内側にある為、ブレーキを踏もうとするとステアリングコラムに膝がぶつかったり、ペダル同士が近い為、クラッチを踏もうとしてブレーキに足がかかってしまうことがあります。

筆者は左ハンドルの595には乗ったことがないので、どの程度ペダル配置に差があるかはわかりませんが、少なくとも右ハンドルよりはまともでないかと思います。

またウィンカーレバーが左なので、MT車の場合はシフトとウィンカー両方が左手操作になり忙しいです。

その点でも左ハンドルをお勧めします。

乗り心地は諦めて

Competizioneに装備されるSabelt製のシート。

乗り心地はもう諦めてください。

特にCompetizioneの場合、17インチタイヤ・Koni製の専用サスペンション・Sabelt製のセミバケットシートが装備されている為、足回りもシートもかなり硬く、余程走り好きな方でないとキツいと思います。

頻繁に助手席に人を乗せる方や、1台持ちでの所有を検討している方は要注意です。

また、Sabelt製のシートはかなりタイトな作りなので、大柄な方は一度座ってチェックされることをお勧めします。

高速道路はあまり向かないかも

これは意外と思われる方も多いかもしれませんが、大きく2つ理由があります。

1つはコンパクトなボディサイズ故にホイールベースも短いので、直進安定性や快適性が期待出来ません。

もう1つはMTが5速しか無いという点です。

高速道路だと100km/オーバーで走行になると思いますが、100km/hで5速2,500回転、120km/hで5速3,000回転巡行と回転高めなので、燃費があまり伸びません。

やっぱりイタリア車は壊れやすい?

イタリア車で必ず聞く「壊れやすいんじゃないの?」という声。

これに関しては個体の当たり外れもあるので何とも言えない部分ですが、筆者の個体に関しては35,000km走行しましたが、特に大きな故障や異常は発生してません。

また、FIAT500Xに乗っている知り合いもいますが、そちらも2年10,000km超でノントラブルだそうです。

イタリア車の壊れやすい話は、一昔前のアルフファロメオで付いたイメージだと思いますが、今はそうでもないのかもしれません。

ちなみに、某ドイツ車で納車一年程で突然走行不能になりエンジン載せ替えになった知り合いもいるので、結局はどのメーカーだろうと個体の当たり外れによると思います。。。

維持費は?

維持費についてですが、まず自動車税は排気量1.3Lなのでそれほど高くありません。

車検についても、筆者の場合はディーラーで初回車検が18.3万円(バッテリー交換含む)と、特に高額ではありませんでした。

また車検以外での点検費用については、無償の3年メーカー保証に加えEASY CAREに加入していたので、法定点検も無償でその他大きな出費も有りませんでした。

EASY CAREは3年間のプランですが、4年目以降も対応したプランも用意されているので、気になる方は要チェックです。

他にかかる費用としては、ガソリン代とタイヤ代でしょうか。

ガソリンについては、ハイオクになるので少々高くつきます。

またタイヤですが、低扁平のスポーツタイヤの為、普通のタイヤより減りが早く値段も少々高めです。

納車時ピレリP ZEROが装着されていましたが、25,000km(ジムカーナイベントへ2回参加有り)でスリップサインが出て、ミシュランのパイロットスポーツ4へ交換しました。

ミシュラン パイロットスポーツ4

〜まとめ〜

今回は、オーナーなりに思うことを書いてみましたが、いかがだったでしょうか。

色々気になる点も上げましたが、楽しさは間違い無いので(特にワインディングがおすすめ)、興味のある方はぜひ試乗してサソリの毒を体感してみてください。

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