陸上自衛隊の新拳銃SFP9Mが公開!どんな銃?

   


以前から情報は出ておりましたが、自衛隊の新しい9mm拳銃が今日正式にお披露目されました。

今回はこの新しい9mm拳銃についてご紹介したいと思います。

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新9mm拳銃はドイツ製

今回新しく採用されたのはドイツの有名銃器メーカーHeckler&Koch(以下H&K)のストライカー式拳銃SFP9Mです。

FPSなどをよくやられる方だと、MP5やMP7、G36やHK416を作っているメーカーと言ったらわかりやすいでしょうか。

ドイツのメーカーで、上記のカービンやSMGはもちろん、ハンドガンも各国の法執行機関・軍に採用されている、超有名メーカーです。

日本でも、SATやSITが同社のMP5やUSPを、SPが同社のP2000を、特戦群でもUSPが使用されていると言う噂もあります。

ちなみに、前の9mm拳銃はSIG SAUERのP220を日本のミネベアがライセンス生産した国産でしたが、今回のSFP9Mは現状は輸入になる様です。

SFP9Mとは?

SFP9という銃自体、あまり聞いたことがない方が多いかと思いますが、

エアソフトガンが好きな方なら、VP9を知ってるはいるのでは無いでしょうか。

↑H&K VP9(SFP9)

このVP9と言うのはSFP9のアメリカでの販売名で、欧州ではSFP9で販売されているのです。

海外メーカーから発売されているガスガンがVP9なのでVP9で認知している方も一定数いるのでは無いかと思います。

話は戻りまして、今回のSFP9Mですが、SFP9”M”というモデル名に注目です。

このお尻の”M”は”Maritime(海事)”の意で、海事での使用を想定したモデルです。

同時に公開された20式小銃においても、作戦環境の変化への対応や離島防衛等を想定した海水に強い銃とのプレスがありましたので、今回の大きな選定ポイントだったのでしょう。

前代の9mm拳銃とどう変わった?

さて、今回のSFP9Mですが、前代の9mm拳銃と比較してどう変わったのか。

大きな点を数点ご紹介したいと思います。

作動方式

まず大きく異なるのが作動方式です。

先代の9mm拳銃はオーソドックスないわゆる”ハンマー方式”の拳銃です。

それに対し、今回のSFP9Mは”ストライカー方式”となります。

根本的な機構がそもそも違うのです。

では、”ハンマー方式”、”ストライカー方式”とはそれぞれどのようなものなのでしょうか。

ハンマー式

↑H&K USP

まずハンマー方式ですが、上の画像の様にスライド後ろにハンマーがあるタイプの銃です。

よくドラマや映画などで、犯人に向かって銃を構えて、話してる途中で親指でハンマーを倒すシーンなんかありますよね。

昔からある一般的な作動方式です。

詳しいシステムについては長くなるので、ここでは割愛します。

ストライカー方式

ストライカー方式ですが、ピンとこない方はGLOCKを想像してください。

↑GLOCK19

GLOCKって後ろにハンマーないですよね?

これがストライカー方式です。(実際は内部にハンマーがあります。)

ストライカー方式の銃は、ポリマーフレーム(樹脂製のフレーム)で軽いというのも大きな特徴です。

※ハンマー方式でもポリマーフレームの銃はあります。特にH&Kは昔からポリマーフレームのハンマー式ハンドガンを作り続けています(先に挙げたUSPがその例です)。

余談として、昔、GLOCKは樹脂製故に手荷物検査に引っかからないと言う話があり、ダイ・ハード2でもその様な描写がありましたが、あれは嘘です。

内部に金属パーツがありますし、そもそもスライドが金属なので、そんなことはありません。

また、後に樹脂フレーム自体にもX線造影剤が添加されています。

ちなみに、ストライカー方式の利点は、部品点数が少ない、メンテナンスし易い、操作が簡単、扱い易い等色々あります。

ただし、操作が簡単な分、発砲も簡単にできてしまうので、ストライカー方式に慣れない内は少々不安かもしれません。

とはいえ現在、ストライカー方式は主流になっており、GLOCKや今回のH&K以外にも各社から販売されています。

実際、今回の自衛隊の選定において、SFP9の他にGLOCKとAPXが候補としてあった様ですが、これらも全てストライカー方式です。

また、米軍も3年前に制式採用銃をストライカー方式のSIG P320に更新しました。

装弾数の増加

先代の9mm拳銃は、シングルカラムの9発装填でしたが、今回のSFP9Mはダブルカラムの15発装填です。

日本人の手の小ささから握りやすいシングルカラムが選定されたのでしょうが、現代ではダブルカラムでも人間工学を考えたグリップにより握りやすくなってますので、問題ないでしょう。

このグリップに関しては、この後別途ご紹介します。

片手でマガジン交換が出来る

先代の9mm拳銃はマガジンキャッチ(マガジン=弾倉を交換するときに押すレバー)がグリップ底部にあったため、マガジンを変える際は、銃を持つ手と反対の手でこのレバーを操作し、マガジンを抜く必要がありました。

この機構はロシアのマカロフや、日本の警察でも使用されているP230にも採用されていますが、両手が塞がる上に時間がかかり、戦闘時には非常に不利な機構でした。

それが今回のSFP9Mでは、グリップを握ったまま操作できる位置にレバーがあるため、片手でマガジン交換が出来る様になりました。

↑グリップを握ったままこのレバーを操作することができるので、素早いマガジンチェンジが可能に。

グリップのサイズが変えられる。

これも最近の銃では一般的になってきたシステムなのですが、各個人の手のサイズに合わせてグリップのサイズを変えられます。

この様に、グリップのパーツを取り換えることで、グリップの横方向の膨らみと、後部の膨らみを変えることが出来るため、各個人の手のサイズに合わせた運用が可能になります。

38年振りの更新で一気に現代的に

ここまで紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

大きなポイントのみ簡単に紹介してみました。

今回の更新は実に38年振りとのことで、一気に現代的な銃に変わりましたね。

恐らく先代より圧倒的に扱いやすくなったのではないでしょうか。

もちろん実際に使用する場面が少ないことに越したことはありませんが、

有事の際には新型小銃と合わせて活躍することでしょう。

また、今回のVP9(SFP9)のエアガンレビューもアップしておりますので、気になる方は是非ご覧ください。

VFC製ガスガン VP9レビュー→http://carmili.xsrv.jp/review-vfc-vp9/

 

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