タナカのリボルバーに実銃グリップを付ける!
今回は、タナカのガスリボルバーに関するちょっとマニアックなネタです。
タナカのリボルバーに実銃グリップが付かない!?
タナカのガスリボルバーといえば、ペガサスシステムにより実銃グリップが付けられる!っていうのをよく耳にしますよね。
筆者もてっきりそう思っており、意気揚々とM360SCに本物のS&W純正グリップをつけようとしたら・・・
ネジ穴の位置が違う・・・
まぁ、このくらいならちゃちゃっとフレームを削ればと思いましたが・・・
後ろのラインが1〜2mmくらいずれてるではないか!!!
握ったときに凹凸が気になるし、見た目的にもダサい!!!
・・・というわけで、このラインが合う様にグリップを加工します。
今回はその加工内容をご紹介。
あまり需要はないかもしれませんが、同じ様にグリップがつかなくて困ってる方、付けられたけどラインが合わなくて気に入らない方は是非試してみてください。
※最初に言っておきます。面倒臭いです。筆者は左右のグリップを加工するのに計3時間ほどかかりました。
必要な道具
- やすり
- デザインナイフ
- ペンチ
- マイナスドライバー
- 3/32インチの六角レンチ
※ドライバーと六角レンチは、グリップの脱着に使います。
グリップの加工ポイント
グリップの加工ポイントは下記の赤線の部分です。
※加工前のグリップを撮り忘れてしまったので、加工後の写真になります。スミマセン><
赤線の部分が、フレームに当たる部分なので、ここを削ぎ落とします。
※途中でグリップを本体に当てて様子を見ながら加工していきましょう。
ではそれぞれの加工ポイントを詳しく解説。
①はヤスリで大丈夫です。
②はデザインナイフで削りおとしていき、後半ヤスリで仕上げます。
③ここは横の薄赤の部分が元々空洞になっているので、③は薄い板の状態です。
なので、ここはペンチで折って根元の残った部分をヤスリで削って平らにしましょう。
④最難関はここです。③から下の部分を全部1〜2mm削ぎ落とさなければなりません。
ヤスリで削るのは果てしなく時間がかかるので、最初にデザインナイフでラインを描き、あとはひたすらナイフを往復させます。
ある程度深くなったらペンチで破壊し、残りをデザインナイフとヤスリで処理します。
⑤ここにはフレームのピンが入ります。なのでこの穴を広げないことには、他の部分をいくら削ってもグリップはズレません。
これは穴にデザインナイフを刺して、手前に広げていけばすぐ出来ます。
フレームの加工ポイント
フレームの加工は1箇所のみ。スクリューが通るようにヤスリで削ります。
ここに関しては金属でガンガン削れるので、5分もあれば削れます。
実銃グリップは普通のレンチじゃないと付けれない!!
やっと加工が終わった〜と思ってグリップを本体に取り付けようと思ったら落とし穴が!
S&W純正グリップのネジはヘキサゴンスクリューなのですが、”3/32インチ”という日本では馴染みのない規格なので、日本のmm単位の六角レンチでは合いません。インチ仕様の六角レンチが必要になります(よく考えればアメリカの物なんだからmm単位な訳が無い^^;)。
↑ホームセンターに行くと、こんな感じのインチ仕様の六角レンチが売っているので買って来ましょう。
完成
こんな感じに綺麗に装着できたでしょうか?
ただ一点だけ、下の画像の赤丸の部分だけ絶対に合いません。
この画像でもわかるかと思いますが、この部分だけグリップのRがフレームと違うので、他の部分はぴったり合ってもここだけ合いません。
ここも合わせようと思うと、もうグリップの形状自体を変えなければならないので我慢しましょう。
〜まとめ〜
いかがでしたでしょうか。
手間はかかりますが、銃本体が非常にリアルにできているので、実銃用のグリップをつけると一気に実銃の雰囲気が増します。
気になる方は是非チャレンジしてみてください。
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