【レビュー】東京マルイカート式エアーリボルバー コルトパイソン.357マグナム
2016/04/29
4月7日に東京マルイから発売されたカート式エアーリボルバー「コルトパイソン.357マグナム」を購入したので早速レビューしたいと思います。 今回レビューするのはブラックモデルです。
今回発売されたのは4インチモデル。このブラックモデルの他に、シルバーモデルもあります。
マルイはM9A1以降、箱に「日本製」ときっちりと書くようになりましたね。AIR SOFT AWARDS5年連続NO.1のシールも貼ってあります。
箱の中身は、10才以上対象のモデルなので白い発泡スチロール剥き出しですが、かっこよく作られています。
また、説明書の袋の中にプレゼントキャンペーンの応募券が入ってました。しばらくマルイ製品買ってなかったのですが、最近はバーコード貼って送るのでは無くこの券を送るようです。
外見は若干青みがかったツヤのある塗装で、10才以上対象には中々ない高級感のある塗装です・・・と思いきや・・・(後述します)
パーティングラインはがっつり残っています。
バレル左側の刻印。エッジは甘いですが綺麗に入っています。
バレル右側には「TOKYO MARUI CO,LTD. MADE IN JAPAN」の刻印。 また、トリガー上にASGKの刻印が入っています。
バレルのライフリングの再現はありません。まぁ18禁のガスリボルバーシリーズですら再現されてませんから、元から期待してません(笑
また、バレルの淵に隙間があるのが気になります。
ピンはバレルとフレームの固定ピンだけはモールドではありません。
他はモールドなので、フロントサイトを固定するピンももちろんモールドです。
グリップのメダリオンはCOLTの文字がきちんと入っています。馬のマークも結構リアルでいい感じ。グリップのーネジはモールドです。
リアサイトは−ネジで上下左右に調節可能。
セフティはトリガー上に付いていて、左側にすると発射可能、右側にするとトリガー・ハンマー共にロックされます。
唯一いいなと思ったのがカートリッジ。先端にBB弾を入れるタイプです。
色合いが良く、またリムもきちんと刻印入りで作られていてリアルです。 これだと装填する時もテンションが上がりますし、装填した時の見た目もリアルで良いと思います。
ちなみに、実物の357マグナム弾(グアム土産の合法なものです)と比べるとこんな感じ。実物より少し太いです。
なので、実物をシリンダーに入れてみるとスカスカ^^;
もちろんカート式なのでエジェクターロッドはきちんと可動します。
セフティはトリガー上にあり、レバーを右にするとセフティがかかりトリガーとハンマーがロックされます。
作動性能
コッキングは言うほど軽く無い
パッケージに「スムーズなコッキングですばやく撃てる」と書いてありましたが、実際はクラウンのエアーリボルバーシリーズよりは気持ち軽いかな?程度です。子供には少し辛いかもしれません。
トリガーはヌルッと
トリガーの感触が独特でヌルッとした感じです。人によっては結構気になるかもしれません。
命中精度
命中精度に関しては狙いよりも下に着弾する感じです。まぁカート式ですし10才以上用のパワーですからね、しょうがないでしょう。
造り、仕上げが甘い!
問題はここからなんです。
塗装ムラ・ヒケ
最初に塗装について匂わせましたが…色は良いと思うんですよ、色は。ただ、塗装ムラ・ヒケが酷過ぎる!
これがツヤのある塗装だから尚更目立つ(笑) 光が当たったらすぐわかります。
例えばこの3枚を見てください。
↑馬のマークの周り、グリップ(円形に少し色が黒く濃くなっている部分)がヒケています。またムラで小さな凸が出来ています。
↑赤丸で囲った部分、盛大にヒケています(苦笑)
↑赤丸で囲った部分、これ人差し指を置いた跡じゃ無いですからね。ここは本当に酷くて指で触ってもボッコリ凹んでいるのがわかります。
お分りいただけたでしょうか。光が当たると写真ですらこれだけわかるんですから、実物見るとかなりのものです。
せっかく良い色なのにこのムラ・ヒケのせいで台無しです。むしろ逆効果でツヤが安っぽく見えてくる始末。
ちなみに、この他にもフロントサイト側面だったりASGKの刻印の周りだったり・・・たくさんヒケがありますよ〜
そしてさらに酷いのがこちら。
右側面シリンダー下のフレームの塗装が禿げてるんですよ… 流石にこれは無いですよ。
そりゃあマルイ製品ですし10才以上対象のモデルですからそこまで外観は求めてないですが、それにしても酷過ぎです。
シリンダーの穴の大きさが均等じゃない
どういうことかと言いますと、カートを装填する時穴によって奥まで入らずに止まってしまいます。
手で押し込めば入りますが、穴によって違うのはどういうこと?
なので装填する時カートを滑り込ませるようにシリンダーに入れると思うのですが、それをやるとこうなります。↓
ちゃんと奥まで入ったのは2つだけ・・・これじゃあスピードリロードなんて出来たもんじゃ無いです。
〜まとめ〜
とにかく、ディティール・作動ともに問題点が多く、どうも造りが甘いなという印象です。
ホビーショーでの発表からこれだけ年月待たせてこのクオリティはちょっとどうなんでしょう。正直かなり残念です。
塗装が剥げている商品を販売するのも信じられません。検品体制はどうなっているのでしょうか。
これならクラウンのエアーリボルバーの方が良いと思います。あちらのほうが値段も約1000円安いですし、塗装も結構綺麗にされていますので。
この辺に関しては、クラウンのコルトパイソンとの比較を別記事でアップする予定ですのでお楽しみに!
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