【レビュー】東京マルイ M&P9L PC PORTED ガスブローバック

      2018/04/23

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先日発売された東京マルイの新製品、M&P9L PC PORTED ガスブローバックをレビューしたいと思います。

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M&P9L PC Portedとは・・・

 M&P9L PC Portedは、S&Wのカスタム部門であるPerformance Centerが製作するM&Pのカスタムモデルになります。

商品名のPCというのはこのPerfomance Centerの略ですので、正式にはM&P9L Performance Center Portedというモデルになります。

5インチのロングスライド&ロングバレルを装備し、バレルの跳ね上がりを軽減するためポートが開けられているのが特徴的です。

また、今回マルイがモデルアップしたタイプは、最近流行りのダットサイト直載せが出来る様、スライドにダットサイト用のもうんとが用意されているのも特徴です。

ちなみに実銃では、ダットサイト用のマウントが無く、その代わりボーマーサイトが装備されたモデルもあります。

パッケージ

今回のパッケージ外観は縦型。過去に縦型の箱というと同社のパイソンくらいでしょうか。珍しいですよね。

ダットサイトの部分はキリトリ線が入っており、切り取ることでダットサイトを取り付けたまま収納することが出来ます。

外観

5インチのカスタムスライドと、背の高いアイアンサイトが目を引きます。

スライドストップ、サムセフティはアンビタイプなので、左利きの人にも嬉しいですね。

スライド左面はPerformance Centerの刻印が目を引きます。

この写真をよく見るとわかるかと思いますが、粒子が見えるような若干ザラッとしたスライド塗装がされており、高級感のある仕上がりです。

また、エッジがしっかり立っているのも好印象です。

右側にはSMITH&WESSONの刻印、フレームにはマルイの刻印が入っています。こんな目立つ入れ方しなくても・・・^^;

また、このフレームは実銃に比べてツルッとした仕上げらしく、Neburaのリアル刻印フレームが実銃に近いシボ仕上げらしいので、その内フレームは交換してみたいと思います。

トリガーは下半分がトリガーセフティになっており、ここに指をかけてトリガーを引かないと、ハンマーが落ちません。

また、ノーマルモデルと違いトリガーストップが装備されているのもポイント。

これのおかげもあり、トリガーのリセット距離が短く、連射がしやすくなっております。

ただ、このトリガーストップ、実銃は調整可能ですが、こちらは残念ながら調整不可能です。

アウターバレルは、ノーマルモデルと違い、シルバーのメッキのバレルになっています。

ただ、実銃に比べバレルの肉厚が薄いのが惜しいっ!

スライド上面を見てみると、両側計8つのポートと、そこから見えるシルバーバレルがかっこいいですね。

また、一番前にポートの部分は、アウターバレルにもポートが開いています。

そして、スライド後方には、同社のマイクロプロサイトを搭載できるよう、マウントベースが用意されています。

左右のヘキサゴンスクリューとカバーを外し、付属のマウントベースを載せます。

あとは別売りのマイクロプロサイトを載せて、M&P9Lに付属の専用スクリューで固定します。

本体重量がカタログ値で630g、マイクロプロサイトが16gなので、ダットサイトを載せてもかなり軽く、競技射撃にとても扱いやすいかと思います。

最近の銃では一般的になったバックストラップの交換が可能です。

グリップ底部のパーツを90度回して引き抜き、交換します。

左からS→M→Lサイズです。

SサイズとMサイズでは形状も異なりますが、厚みがかなり変わる印象です。

Lサイズになると、ビーバテイルの方までバックストラップが延長されます。

マガジン

マガジンの装弾数は25+1発。

マガジンベースもノーマルモデルとは異なり、きちんとPC仕様を再現しています。

そして嬉しいのが、このマガジンベース、予備マガジン用にもう1枚同梱されています。

こういう気遣いはユーザーには嬉しいですよね。

分解

アウターバレルのポートから目立たないよう、インナーバレルは黒染めされています。

マルイでは初の試みではないでしょうか。

ついにマルイもこういうことをするようになったんですね・・・(歓喜)

実射

安定のマルイ製ですし、ノーマルに比べバレルも長くなっているので、命中精度はいうまでもありません。

実証していませんが、30~40mでも人の胴体くらいなら狙えるポテンシャルはあるのではないでしょうか。

また、スライドは長くなったものの非常に早いブローバックですので、ダットサイトを乗せてもガンガン動くでしょう。

〜まとめ〜

今年入ってからUSP、M45A1、M&P9Lと3モデルレビューしましたが、どれも特筆すべきは質感でしょう。

何度みってますが、本当に最近の東京マルイは外観も頑張っている印象です。

今回のM&Pでいうとスライドの塗装とエッジの立った成型、そしてインナーバレルの黒染めetc・・・こういった部分にマルイの意気込みを感じます。

また、今までのラインナップとは違った、Perfomance Centerのカスタムモデル、それも最近はやりのダットサイト直載せをモデルアップしてきたのは、いい変化球だと思います。

まだGlock19、SFAのV10が残っていますが、このクオリティを維持して頑張って欲しいなと思います。

そして、今後リアル刻印フレームへの交換やダットサイト装着する機会があれば、再度レビューしたいと思います。

 

  

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